スリランカ外務省は、群馬県在住レスリー・バーノン氏(Lesley Vernon J.P.*)を名誉総領事に任命し、群馬県前橋市に在群馬総領事館を開設。2015年12月21日、同所で開設記念式典が開催された。
弊社COOでもあるLesley氏は、42年前に日本に来日。テレビ番組のディレクターや政府要人の通訳など、日本とスリランカ間の文化交流に勤めてきました。当時、ほとんどスリランカに関する詳細な情報はなく、スリランカの歴史・文化・自然等をマスメディアを通して日本の方々へ紹介してきた同氏の長年の功績が、本国政府に認められ、今回の任命となりました。
当日、名誉総領事レスリー氏は、
「今後は自分のこれまでの長い経験を通して、スリランカ人の日本での活躍を出来る限り応援してゆきたい」、「来日当初、日本のみなさんは、スリランカといえば“セイロン紅茶”“宝石”“インドの下にある島国”という位しかご存知ありませんでしたが、今ではメディア等の情報や様々な民間交流もあって、スリランカのことを理解し、関心を寄せる方々が着実に増えてきました。これからも、日本とスリランカの交流の架け橋として勤めて参りますので、どうぞ皆様、ご協力を宜しくお願いいたします」と、着任の抱負を語りました。
21日に開かれた祝賀会には、ダンミカ・ガンガーナート・ディサナヤカ駐日スリランカ大使、スリランカから同国高層で友人のバナガラ・ウパティッサ師、高層ディニヤーワラ・パーリタ師、大統領秘書官サマン・アタウダヘッティ氏等が駆けつけました。また日本側からは、前橋市長山本龍氏や前衆議院議員上野ひろし氏等県幹部の方々にご列席いただき、総勢50余名による賑やかな開設式となりました。(文責:Kyo Tsuzaki)
*J.P.=Justice of the peace all island(=国家治安判事)